松本人志、文春との裁判再開まで16日 絶望視『M-1』の行方 爆笑・太田が『お笑いの日』で担った役割とは
■『お笑いの日』制作陣は“松本人志の復帰”を期待し動いていた
先の10月12日に放送された大型特番『お笑いの日2024』(TBS系)、そして同番組内で行なわれた『キングオブコント2024』に松本の姿はなく、『キングオブコント』の審査員は東京03・飯塚悟志(51)、バイきんぐ・小峠英二(48)、ロバート・秋山竜次(46)、かまいたち・山内健司(43)、シソンヌ・じろう(46)が務めた。 「大型お笑い賞レース『キングオブコント』に続いて、気になるのは12月下旬に迫る『M-1グランプリ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)ですよね。『キングオブコント』を遥かに上回る注目度と影響力を持つ大会ですが、裁判の決着がつかない限り、松本さんの出演はない。 そんななかで、先日の『キングオブコント』も放送された『お笑いの日』の内幕の話が聞こえてきています」(民放キー局関係者) 『お笑いの日』の制作サイドは本気で松本の復帰に期待を寄せていて、スポンサー周りにも「松本さんが出演する可能性がある」と根回しするなど、局を挙げて動いていたようだ。 「和解協議が進められているという報道もあって、同番組での“松本人志復帰”の準備を本気で進めていたそうですよ。 和解協議がいつ決着するかはなかなか読めないものですよね。一気に話し合いが進み、急に決着するケースもある。『お笑いの日』放送日直前に決着となる可能性もゼロではなかったでしょう。そういった場合であっても松本さんが出演できるよう、制作サイドは関係各所に“ご理解を”と説明して回っていたといいます。しかし、決着はつかず、松本さんの出演は叶うことはなった。 その代わりということでもないのでしょうが、爆笑問題の太田光さん(59)が『お笑いの日』にサプライズ出演しましたよね」(前同)
■松本人志『M-1』不在は『キングオブコント』以上の痛手に
『お笑いの日』では『ラヴィット!』(TBS系)の人気企画「出会い頭-1グランプリ」が放送された。 それぞれ出てきた2人の芸人が即興漫才を披露するという企画で、5組が漫才を披露し、コーナーは終わったかに思われたが、MCのかまいたち・濱家隆一(40)が急遽企画に挑戦することが発表され、客席からスタジオに乱入する形で相方となる太田が登場した。 「太田さんが、10月7日に警察沙汰トラブルが発覚したジャングルポケット・斉藤慎二さん(41)の“はぁ~い!”という“禁断ギャグ”をやり、それをケンドーコバヤシさん(52)が馬乗りになって制止するなど、番組は大いに盛り上がりました。 松本さんが出られないから太田さんにオファーがいった、は言いすぎかもですが……『お笑いの日』サイドは松本さん出演のために具体的に動いていて、さらにダメな場合も“穴埋め策”も事前に用意していたと。 そして、『M-1』の制作サイドも『お笑いの日』と同じような対応をするのではないかと言われているんです。『キングオブコント』以上に松本さんの不在は『M-1』にとって痛手でしょうからね」(前出の民放キー局関係者) お笑い賞レースは数あれど、最大かつ圧倒的な影響力を持っているのが『M-1』だ。世帯視聴率は関東地区で17%超、関西では30%に迫る数字を取る『M-1』に、これほどの権威と影響力があるのは松本が審査員であること、“松本人志”という看板があるというのが大きいと言われている。 「島田紳助さん(68)が芸能界を引退してからの『M-1』は、松本さんの“格”で成り立ってきたと言える。同大会に出場する有力漫才コンビからも“松本さん不在の大会で優勝しても……”といった声が上がるといいます。平成、令和のお笑い界を牽引してきた“笑いのカリスマ”のパワーはまだまだ健在。実際、『M-1』の制作サイドからも、松本さん不在の場合の大会自体の格低下の懸念が言われているといいます。 そのため『M-1』も『お笑いの日』と同じように、文春との裁判が放送日直前で決着した場合でも松本さんに出てもらえるよう、スポンサーへの根回しなど準備を進めるのではと言われているんです」(前同) 11月11日の第2回弁論準備手続きが行なわれてしまえば、早期の復帰は難しいことになりそうだが……果たして、文春との裁判の決着はいつになるのか――。
ピンズバNEWS編集部