メッツ対エンゼルスの試合中、グラウンドに現れたハト(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

◇MLB メッツ3-2エンゼルス(日本時間28日、シティ・フィールド) エンゼルスの大谷翔平選手が『2番・指名打者』で先発出場したメッツ戦の試合中にハプニングが起こりました。7回裏に入ろうとするところで内野に現れたのが1羽のハトです。 【画像】自打球直後、苦もんの表情を見せるエンゼルス・大谷翔平選手 一度は1塁線側のファウルゾーンに抜けますが、プレーが始まると、今度は3塁線側にたたずむハトの姿が。内野を出ないばかりか、どんどんピッチャーへ近づいていきます。 動じずにプレーを続けるエンゼルスのグリフィン・キャニング投手でしたが、2アウトを取ったところで、移動させようと球審と一緒にハトへ近寄ります。しかしハトは、少しずれたかと思うと再びその場にとどまります。そのまま試合は続行され、ハトはこの回の攻撃が終わるまで“特等席”の内野で観戦しました。 8回に入る前にはグラウンドを出るよう手をたたいて追いかけられますが、ハトはスタジアム内から出ようとしません。場内を自由に飛び回るハトに、観客も大きな拍手を送りました。 最終的には内野のフェアゾーンを少し出た3塁線上に落ち着いたハト。8回表には先頭のルイス・レンヒーフォ選手がホームランを放ち、次の打席には大谷翔平選手も控えていたことから、「ハトも大谷さん見たいよな」「特等席で見られるじゃん」と、SNSでも盛り上がりを見せていました。