愛犬と楽しむ道の駅に 北海道木古内町みそぎの郷きこないにドッグラン完成
【木古内】道の駅「みそぎの郷きこない」を運営する木古内公益振興社(北島孝雄代表理事)は25日、道の駅隣接の道道ロータリー内にドッグランをオープンした。町内初の施設で、愛犬と一緒にドライブを楽しむ観光客の来訪増加が期待される。
ロータリーは道道383号木古内停車場線の一部で、道有地活用に向けて渡島総合振興局が調整を図った。ドッグラン内は約542平方メートル。中・大型犬用、小型犬用のスペースとふれあい広場を設けた。安全確保のため、車の接近を音声とランプの点灯で知らせるセンサーを設置した。 オープニングセレモニーで北島代表理事は「どんな事業を行えば1人でも多くの人が来てくれるだろうかと常に考えてきた。出掛けた先にこうした施設があれば、また違う客層に来てもらえる」とあいさつ。渡島総合振興局の松田義人食・観光・海外戦略室長は「犬と一緒に歩く客が増えている。立ち寄る動機になる」と期待した。町議会の又地信也議長や羽沢裕一副町長ら関係者によるテープカット後、早速愛犬を連れた町民が利用。スペース内を元気に駆け回る姿に目を細めていた。 道の駅では27日から5月6日までチューリップフェアを開催。ご当地グルメの販売や海産物販売、春わかめの詰め放題(30~2日)、ホタテ釣り(3~5日)などのイベントも開催する。
函館新聞デジタル