渋野日向子、いきなりOBと大苦戦「てこずりました」決勝Rは77と大崩れで77位に急降下
<米女子ゴルフツアー:JMイーグルLA選手権>◇第3日◇27日◇米ロサンゼルス・ウィルシャールCC(パー71) 【写真】渋野日向子が大型新人とツーショット 45位から出た渋野日向子(25=サントリー)がノーバーディー、4ボギー、1ダブルボギーの77とスコアを崩し、通算7オーバー220の77位に順位を落とした。 前週のメジャー、シェブロン選手権に続く2週連続の決勝ラウンドだったが、いきなり出はなをくじかれた。1番パー4で、第1打を右の林に曲げてOB。ダブルボギーと最悪のスタートを切った。その後もリズムに乗れない。5、8番でバーディーパットを外す一方で、3、6番でボギーをたたいた。後半も12番でボギー。16番ではグリーン前からのアプローチをオーバーさせてボギーとなった。結局ノーバーディーの苦闘の1日となった。 「ショットもあまり良くなしグリーン上も良くなかった。残念です。体で振れている感じでない。初っぱなからOBもしたし、最後まで微妙。グリーン上でも何とかできればと思ったがてこずりました」 同組でパット好調の古江彩佳が64の好スコアを出したのとは対照的にスコアを6つも落とした。 「良いプレーが見られて、『頑張らないと』と思ったが。自分のスコアが残念で(古江を)邪魔しなかったかなと、申し訳ないと思いながら回ってました」 残るは1日。調子の波が激しく、ジェットコースターのような日々が続くが、めげるつもりはない。「しっかり切り替えてまた明日がんばる」と、中継のWOWOWのインタビューでは、最後自らを鼓舞するように前向きな言葉を残した。