ダイハツ「コペン」でマッハ号を完コピ! 完全ボルトオンで着脱可能なカウルなのでノーマルに戻すことがカンタンです
驚きのコペンベースのマッハ号登場
タツノコプロのアニメ『マッハGoGoGo』に懐かしさを感じるクルマ好きは多いはず。7つの特殊機能を搭載したマッハ号と天才レーサー三船 剛が繰り広げるカーアクションは、昭和のオヤジ世代には元祖レースアニメとして心に刻まれています。そんな特殊マシンが東京オートサロン2024に登場していました。しかもベースはダイハツ「コペン」だったからビックリ! その特別すぎるカスタムカーについて、製作したOEP(オカダエンタープライズ)に話を聞いてみました。 【画像】懐かしい「マッハGoGoGo」! ダイハツ「コペン」ベースのマッハ号を見る(9枚)
コペンを見てひらめいた
OEPはカー用品やエアロパーツを製造販売するショップとしても知られている。そのため、ボディリメイクを兼ねた外装パーツを生み出す技術には長けている。過去に製作したマシンは、そのどれもがボディ全体をFRPで覆うフルカウルスタイルが特徴で、今回のマッハ号では、そんな造形技術が活かされていた。 OEP代表の岡田さんは出展したマッハ号について、東京オートサロンに出るためとかではなく、日頃から趣味で1/1プラモデル感覚で楽しむマシン製作を行っているため、その流れなのだと説明してくれた。 岡田代表は、自分の趣味として過去には、モータースポーツ全盛期のグループ5で活躍したシルエットマシンやトヨタST140「コロナ」ベースの「セリカターボIMSA-GTOレプリカ」なるマシンも製作してきた。そうした中でマッハ号については、昔から気になっていたマシンだったと話す。 「小学生の頃にテレビアニメで見た『マッハGoGoGo』のマッハ号がカッコよくて、ずっと頭のどこかに残っていました。いつかはあんなクルマに乗りたいと思っていましたが、ベースは何を使うべきか、造形をどうするか等、いろいろと考えましたが実現は難しいなぁーと……。でも、たまたま手に入れたコペンを眺めているうちに、ひょっとしたら、これにカウルを被せたらマッハ号になるかもというひらめきが降りてきました。そこから本格的にコペンに合わせたマッハ号カウル製作に着手したんです」