東温・拝志小児童が水生生物調査 重信川上流の水質を確認(愛媛)
身近な自然に関心を持ち環境への意識を高めようと、愛媛県東温市下林の拝志小学校の5、6年生27人が10日、重信川上流で、水生生物を指標とした水質調査に取り組んだ。 国土交通省松山河川国道事務所が、流域市町の小中学校を対象に毎年開催。水生生物などを研究する愛媛大大学院理工学研究科の院生や学部生が協力した。 調査は同市田窪の拝志大橋の下で実施。児童らは網やざるを手に川に入ると、石の裏や泥の中にいた生き物を捕まえてトレーに入れた。写真が載った一覧表と見比べながら名前をチェック。どんな生物がどれだけ取れたのかを確認した。 集計すると一番多く取れたのはコオニヤンマ。学生はこの生物がすむ環境を判断材料に調査地域の水質を「ややきれいな水」とした。
愛媛新聞社