「NIGO×モンクレール×Gクラス」奇跡の3者コラボ! 来年実際に発売されるベンツの正体
まさに銀河系最強コラボ!? デザイナーのNIGOとモンクレール、メルセデス・ベンツという3者の夢のコラボレーションが実現した。 ▶︎すべての写真を見る
しかも、彼らが生み出したGクラスやウェアは、2025年4月に実際に発売されるというのだ。
90年代にインスパイアされたGクラス
その核となるのが、ワンオフで作成された「メルセデス・ベンツ プロジェクト Gクラス Past II Future」だ。 「90年代は文化的、創造的な観点から最も影響力のある10年」というNIGOは、レストアされた90年代Gクラスカブリオレをベースに、モンクレールのダウンジャケットの独特のキルティングの美学と、Gクラスのエッジの効いた雰囲気を見事に融合させた。
ダウンジャケットのようなもこもこしたルーフが備わる90年代Gクラスカブリオレは、90年代らしく黒の鉄チンホイールを履いて、Gクラスの出自である軍用車両のように、前方向に折り畳めるフロントガラスを装備。 インテリアを見れば、チェック柄のシート地が採用されている。これは特に80年代のGクラスでよく採用されていたチェック柄を、現代的に再解釈したものだという。
さらに、Gクラスの愛好家でもあるオーディオクリエイターのデヴォン・ターンブルが、このワンオフモデルのコンセプトにピッタリと合う没入感あるサウンドシステムを組んだ。 Supremeのショップをはじめ、今や世界中のバーやレストラン、クラブなどから引っ張りだこの彼が取り付けた、ボディ最後方のスピーカーは、ルーフ同様に取り外し可能だ。 90年代という時代に対して「エレクトロニックミュージックとヒップホップシーンは、都会的な特徴の新たな表現として生まれました」とNIGOは言う。 「その伝統を新しい時代に解釈することで、その雰囲気とエネルギーをプロジェクト Gクラス Past II Futureのデザインに取り入れたいと考えました」。
そんなアート作品「メルセデス・ベンツ プロジェクト Gクラス Past II Future」のコンセプトを、メルセデス・ベンツは市販車に落とし込んだ。それが「Gクラス Past II Future」だ。