スシロー親会社社長、魚のゲノム編集「広げていくべき」 導入は未定
回転ずし店「スシロー」を展開する「FOOD&LIFE COMPANIES(フード&ライフカンパニーズ)」(大阪府吹田市)の水留浩一社長は、魚のゲノム編集技術について、「基本的には広げていくべき技術」との考えを述べた。すしネタとして導入するかは未定で、「社会のコンセンサス(合意、共感)を得られるかを注視する」と話した。 11日にあった報道機関向けの事業説明会で発言した。 同社は2022年、魚のゲノム編集技術を研究するバイオ企業「リージョナルフィッシュ」(京都市)と資本提携した。同社ではゲノム編集で可食部分を最大1・6倍に増やした「22世紀鯛(たい)」を育て、ふるさと納税の返礼品にしたりオンラインサイトを通じて販売したりしている。
朝日新聞社