〝茶葉が浮かぶ〟手作りアクセサリー 茶農家の娘さんデザイン 三重・四日市
三重県四日市市の茶農家の娘の高校2年生、清水瑠心(るん)さん(17)が特産かぶせ茶の茶葉で作ったアクセサリーが人気だ。透き通った樹脂の中に茶葉が浮かぶ目を引くデザインと茶の品種名を記しているのが特徴で、4月から60個以上売れた。 【画像】茶葉が入ったピアス ピアスやヘアピン、指輪などをそろえ、「さえあかり」「そうふう」といった使った茶葉の品種名を添えて販売する。 使う茶葉は10ヘクタールで茶葉を生産し、製造・販売まで手がける実家のマルシゲ清水製茶。「工場に行って、ちょろっと取ってくる」と清水さん。同社が運営する「かぶせ茶カフェ」の店頭でも販売する。 「カフェで飲んだ品種のお茶がアクセサリーになっていたら気になるはず。アクセサリーもお茶も両方売れるようになればうれしい」と期待を込める。 市茶業振興センターや地元小売店など、計4カ所で販売。新茶の時期には「昨日取れた茶葉が入ってます」とPOP(店内広告)に記して新茶をアピールした。「CHA.RUNRUN」のアカウント名でインスタグラムでも紹介している。
日本農業新聞