TIMのレッド吉田（左）とゴルゴ松本

　お笑いコンビ「TIM」レッド吉田（58）が26日、ニッポン放送「ナイツ　ザ・ラジオショー」（月～木曜後1・00）にゲスト出演し、この日、出場選手登録を抹消された巨人・坂本勇人内野手（35）に心配の声を上げた。 　大の巨人ファンでもある吉田は、同じく巨人ファンの「ナイツ」塙宣之との対面を大喜び。「今日はホントに巨人の話と競馬の話しかしたくない」と笑った。 　その上で「坂本が2軍に落ちちゃったのよ。こういう話、めっちゃしたいのよ」と告白した。阿部慎之助監督は25日、打率.234と調子の上がらない坂本について「一回リフレッシュさせる。身も心も。本人と話し合った結果なので、決してネガティブにこちら側は捉えてないです」と説明。再調整を命じることを明らかにした。その言葉通り、坂本は26日に登録を抹消された。 　吉田は「阿部さんも苦渋の決断だったと思うよ。でも阿部巨人が優勝するためのピースとしては必要だから、何とか調整して上がってきてもらいたい」と、祈るようにコメント。塙が「1軍の中で調整した方がいいんじゃないかという人と、1回落とした方がいいという人で分かれるんですよね、意見が。1軍の速い球の中で調整しないと意味ないと」と返すと、吉田は「ただね、坂本選手が控えに回っている段階で、ベンチの空気もちょっと重たくなるんだよね、もしかしたら」と指摘。「そこはちょっとリセットしたいというのはあるのかな」と、阿部監督の思惑を推察した。 　相方のゴルゴ松本から「どういう意図があって落としたというね…」と振られた吉田は、「ここ数日の試合を見ていても、坂本さん、今までの絶好調だったら、ストレートを絶対にはじき返したストレートがあったんだけど、それを空振りしてたの」と分析。「これは重症だと、ちょっと思った」と心配そうに話した。 　TIMは2人とも元高校球児。吉田が京都・東山3年時に夏の甲子園でベンチ入りし、埼玉・熊谷商出身の松本も3年時に選抜のベンチ入りメンバーに選ばれている。