【特集】野田紗月~パリオリンピック出場を決めた日本の若きエースアーチャー!(読売テレビ「あすリート」)
◆大学生から社会人へ―“アスリート”として芽生えた覚悟
数々のオリンピック選手を輩出する、アーチェリーの名門・近畿大学出身の野田紗月選手。2年前の全日本選手権では当時大学4年生ながら優勝し、日本のトップアーチャーに名乗りを上げました。昨年から社会人アーチャーとなった野田選手ですが、それをきっかけにこれまで続けてきた競技に対しての意識が変わったといいます。 「令和のマオちゃん」フィギュアスケート 島田麻央(15=木下アカデミー) (野田)「アーチェリーが仕事っていう感じなので、自分(の職業)がアスリートなんだなっていうのはそこですごく感じました。大学にいる頃よりもっと頑張らないと。」 新たな覚悟が芽生えたとう野田選手ですが、大学時代から指導を指導を続ける、近畿大学アーチェリー部の山田秀明監督も「社会人になって責任感が分かってきたと思う。この1年で伸びましたね」と成長を感じています。
◆世界選手権で日本人選手初の3位!パリ五輪出場を決める
ドイツ・ベルリンで行われた去年8月の世界選手権。 3位以内に入れば、オリンピックの出場権が得られる重要な一戦で、野田選手は3位決定戦に進出。東京五輪にも出場したアメリカ代表選手を相手に、終始試合を有利に進め勝利。日本人選手初となる3位で表彰台に上がりました。この結果から、パリ五輪日本代表の座を勝ち取りました!
◆「一番になりたい」 夢の舞台でさらなる高みを目指す
日本人選手初の快挙を成し遂げた彼女ですが、まだ上を見すえています。 (野田)「やっぱりスポーツしてると一番になりたい。世界選手権で3位ってなると、上に二人いるからもっと頑張らないといけない」と満足はしていません。 世界を相手にして確認できた自分の現在地、日本の若きエースアーチャーは夢の舞台でさらなる高みを目指します。 (読売テレビ「あすリート」1月20日放送)