松山城の土砂崩れ ふもとの住民たちが市に公開質問状を提出 住民向け説明会など求める
南海放送
7月に松山城の城山で発生した土砂崩れを受け、ふもとの住民たちが市に住民向けの説明会などを求める公開質問状を提出しました。 野志市長宛ての「公開質問状」を提出したのは、土砂崩れが発生した城山のふもとに住む住民の有志、14人です。 質問状では、 ・現場上部の急斜面に緊急車両道を作る必要性があったのか ・城山を管理する松山市には被災した住民に補償する義務があるのではないかといった疑問に対し、住民向けの説明会を開催すること。 ・樹木の管理計画を前倒しして、城山全体の安全性を高めることなどを求めています。 久保田イツオさん: 「雨が降るたびに怖いですね。あのことがあってから。ちょうど山の下に住んでますから、天守閣の下に盛り土して道路をつくって城山を破壊してほしくないです。それが一番です」 住民たちが2週間以内の回答を求めているのに対し、松山市は「内容を確認し、回答方法や時期について検討したい」としています。