「元ぽっちゃり」の31歳が上がったヒップとS字ラインでコンテスト活躍 「容姿に強い劣等感を抱いていました」
8月25日(日)に宇治文化センターで『サマースタイルアワード京都予選&ROOKIE CHALLENGE CUP京都予選』が開催された。ビューティーフィットネスモデルショートで3位、ルーキービューティーフィットネスモデルで2位に輝いたのが、nagomi(なごみ/31)さんだ。 【写真】nagomiさんの引き上がったヒップ&ぽっちゃり時代の写真
フィットネスジムで勤務していた経験もあるというnagomiさんだが、意外にも運動とは無縁の生活を送っていた。 「昔は運動は全くしなかったですね。中でも筋トレは大嫌いで、体型もぽっちゃりしていました。ただ、ひょんなことからクラブダンサーをさせていただけることになり、そこから自分の身体を気にするようになりました」 体型を見られることが増えて、そのまま流れでイベントコンパニオンなど人前に立つ機会が増えていったと語るnagomiさん。ただ、容姿がきれいな人ばかりに囲まれた環境で、徐々に自分の容姿に悩むようになっていった。 「本当に周りはきれな人ばかりでした。どんどん劣等感が強くなっていったのですが、容姿に自信がもてない、そんな自分を変えたくてウェディングドレスのミスコンに挑戦しました」 自分を変えたくて挑戦したミスコンだったが、結果はnagomiさんが思っていたほどの良いものではなかった。 「思っていた結果ではなくて悔しかったです。『体型を変えて見返したい!』そう思って、次はボディメイクの大会に挑戦しようと決めました」 そこからnagomiさんは大会に出場するために、パーソナルジムに通い、カラダづくりを始めるようになった。 徐々に変化していく自分の身体を見て、トレーニングにハマり、同時に「身体についてもっと知りたい!」と思うようになって、ジムトレーナーにもなったという。 「人前に出る仕事をしていて、容姿に劣等感を抱いていて、自信がもてなかった。でも身体が変化していくことで、周りにも褒められることが増えて自信がもてるようになっていきました」 「過去の私と同じようにコンプレックスを抱えた人や自信をもてない人たちに、ボディメイクの楽しさを伝えたり、キレイになるお手伝いをしていきたいです。だから、私自身も同時に挑戦をし続けていきます」 最後に今後の挑戦を伺った。 「今回の京都大会では優勝できなかったので、10月の関西予選で優勝を狙います。そしてプロ戦に出場したいです!」
【SSAアンチドーピング活動】SSA(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材:柳瀬康宏 撮影:岡 暁