「世田谷246ハーフマラソン」開催へ スポーツチャレンジコーナーも
「世田谷246ハーフマラソン」が11月10日に開催される。(二子玉川経済新聞) 今年で19回目を迎える同大会は、国道246号をメインに多摩川沿いや住宅街をランナーが走り抜ける世田谷区の初冬の一大スポーツイベント。スポーツ振興と区民の健康増進を推進するとともに「スポーツの世田谷」の魅力をアピールし、世田谷区のブランド向上を目的に開催している。 無観客開催、参加定員数の縮減、オンラインマラソンの導入など、コロナ下でも形を変えながら開催してきた同大会の今年のテーマは「さあ、みせよう、しんかのとき」。今大会からワールドアスレティックス(WA)のワールドランキングコンペティション(WRk)の対象大会となり、国際大会への参加を目指すランナーが、ポイントを獲得することができるようになった。 21.0975キロを走る「ハーフマラソンコース」は、駒沢オリンピック公園陸上競技場をスタートし、駒沢公園通り、国道246号、二子玉川、多摩堤通り、吉沢橋、砧本村、世田谷区・狛江市境付近、多摩川サイクリングコース、二子玉川緑地運動場、兵庫橋、多摩堤通り、目黒通り、駒八通りを経由して、駒沢オリンピック公園陸上競技場にゴールするコース。部門別1位から3位のランナーにメダルと賞状を、部門別4位から6位入賞者に賞状を、参加賞としてオリジナルTシャツを、それぞれ進呈する。 コロナ下で生まれた新たな種目「タイムトライアル」も同時開催する。駒沢陸上競技場トラックを走るタイムトライアルは、「800メートル」「1600メートル」を用意。参加賞としてハンドタオルを進呈する。 当日は、元世界陸上ベルリン大会日本代表選手の入船敏さん、元シドニーオリンピック日本代表選手の川嶋伸次さん、元ロンドンオリンピック日本代表選手の横田真人さんをゲストランナーとして招待。世界の舞台で活躍してきたトップアスリートの走りを間近で感じながら、一緒に汗を流すことができるという。 駒沢公園中央広場では、地元商店会による模擬店をはじめ、世田谷区と交流のある自治体の物産店などが出店し、焼きそば、おやき、和菓子、洋菓子を販売。移動販売車も軽食、コーヒーなどを販売する。ラグビーやソフトボール、パラスポーツなどさまざまなスポーツを体験することができる当日参加型のスポーツチャレンジコーナーも用意する。 世田谷区スポーツ振興財団管理課事業・地域パラスポーツ担当者の水村洋行さんは「区民の皆さんに楽しんでもらえるよう、安心・安全な運営を目指して準備を進めている。節目となる20回大会を目前に控える今大会では、過去からつないできた意志を継承しつつ、これまでに得た経験やノウハウを生かして大会をより深化させたい。さまざまな催しも用意しているので、イベント全体を楽しんでもらえれば」と話す。 ハーフマラソンは8時30分スタート。荒天中止。
みんなの経済新聞ネットワーク