JAL、国際線利用率72.5% 旅客50万人超え11カ月連続=1月実績
日本航空(JAL/JL、9201)の2024年1月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月比15.9%増の52万9357人で11カ月連続で50万人を突破した。ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.1ポイント上昇し72.5%だった。 【写真】1月に就航したA350-1000の個室ファーストクラス 方面別でL/Fが最も高かったのは、オセアニア線の90.2%(前年同月比0.1ポイント上昇)だった。一方、最も低かったのは中国線で62.4%(11.6ポイント上昇)だった。 国内線は旅客数が15.1%増の256万8593人、L/Fは11.7ポイント上昇し68.9%となった。羽田発着の幹線4路線のL/Fは、札幌(新千歳)線の80.1%(前年同期比19.8ポイント上昇)が最も高く、最低だったのは福岡線で70.0%(8.7ポイント上昇)だった。 JALは、2020年度から会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券の利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fには特典航空券の旅客も含まれる。
Yusuke KOHASE