【速報】安倍元総理銃撃事件 山上徹也被告が出席し2回目の公判前整理手続き行われる 1回目の手続きは欠席
安倍晋三元総理銃撃事件で殺人などの罪に問われている山上徹也被告の第二回公判前整理手続きが午前10時から行われ、関係者によりますと、第一回手続きに欠席した山上被告は一転して出席したということです。 奈良地裁では、23日午前10時から山上徹也被告(43)の第二回公判前整理手続きが行われました。 山上被告は、2022年7月、奈良市で演説中の安倍元総理を銃撃して殺害した罪などで、起訴されています。 第一回の手続きは去年10月に行われましたが山上被告は出席せず、弁護団と検察側とで約6000点にわたる証拠について、開示を求めるやり取りなどが行われていました。
山上被告が出席し協議行われる
山上被告を乗せた車は23日午前9時半前に、奈良地裁へ到着したということです。23日に行われた第二回公判前整理手続きについて、関係者によりますと、山上被告は出席したということです。 奈良地裁によりますと、第二回では、事件の争点や裁判で取り調べる証拠の整理に向けた諸手続きが行われ、関係者によりますと、手続きは30分で終わったということです。 今後、争点などを整理し明らかにしたうえで、今後の裁判の日程が決まる見通しです。
第一回の手続きに山上被告は欠席
第一回の手続きは元々去年6月に予定され、山上被告も参加する見通しでしたが、開始前に裁判所に不審物が届き職員らが避難する騒ぎとなり、去年10月に延期されていました。その去年10月に行われた第一回の手続きには山上被告は欠席していました。 弁護団によりますと、第一回の公判前整理手続きに山上被告が出席しなかった理由について、被告本人が、「旧統一教会の解散命令の請求日と手続きの期日が近く、(自分が出席することで)関連付けられて報道され、騒ぎになってほしくなかったから」と話していたと明らかにしていました。