パドレスがインタビューを拒否 米記者の表現を問題視か「気取り屋」「パンキッシュ」
パドレスは第3戦のFOXスポーツの試合中インタビューを拒否
パドレスが8日(日本時間9日)に行われたドジャースとの地区シリーズ第3戦で、試合中に米放送局が行うインタビューを拒否していたと、地元紙が伝えた。同局でリポートを行うケン・ローゼンタール記者の表現が理由だったとされている。 【動画】「危険すぎる…」との声も上がったパドレスの“強烈走塁” ドジャースタジアムで行われた第2戦では、フェルナンド・タティスJr.外野手への死球をきっかけに、マニー・マチャド内野手が守備の際にドジャースベンチにボールを投げ入れ、物議となった。 試合を中継しているFOXスポーツは、試合中に両チームのベンチ内で監督らのインタビューが行われているが、それを担当したのが敏腕として知られるローゼンタール記者だった。 第2戦の試合後には、同記者は「ジ・アスレチック」に掲載した記事で、マチャドが死球に怒った様子を「パンキッシュな反応(punkish response)は、やはりマニー(マチャド)がマニーであることを物語っていた」と指摘。その後もタティスJr.を「笑顔で踊る気取り屋(dancing peacock)だ」、プロファーは「学校で火災警報器を鳴らして『誰がやった? 僕?』と聞くような子どもだ」と表現していた。 その後タティスJr.は、自身のインスタグラムのストーリーズに本塁打を放つ写真と、孔雀(peacock)と人物が踊るような絵文字を投稿。ローゼンタール記者の表現を意識したものだと思われる。 地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」は、「パドレスは、ローゼンタールのジャーナリズムに満足していなかったと言えば十分だろう。チームは昨夜(試合を中継している)FOXでの、彼への通常の試合中のインタビューを行わなかった。これはボイコットである」と説明。第4戦ではインタビューは再開されるという。
Full-Count編集部