サム・ライミ監督、「ドクター・ストレンジ3」で再びメガホンか
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気シリーズ「ドクター・ストレンジ」の最新作で、サム・ライミ監督が再び指揮を執る可能性が高まっていると、複数の米メディアが一斉に報じている。 ライミ監督が手掛けたシリーズ第2作「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」(2022)は、斬新な映像美と予測不可能なストーリー展開で観客を魅了。世界総興収9億5000万ドルを超える大ヒットを記録し続編製作は業界内で既定路線と見られていた。 米エンタメ業界のスクープを連発するジェフ・スナイダーは、自身のサイト「The InSneider」で、ライミ監督がマーベル・スタジオと「ドクター・ストレンジ3(仮題)」を交渉中との記事を掲載。「他の映画監督がマーベルの手法への適応に苦労するなかで、ライミ監督はその経験を心から楽しんだことを考えれば当然の成り行きだ」と綴っている。 物語の詳細は明かされていないが、前作のエンドクレジットシーンに登場し、ファンを驚かせたシャーリーズ・セロン演じる謎めいたキャラクター、クレアの再登場は確実視されている。 現在のMCUの公開スケジュールを考慮すると、「ドクター・ストレンジ3」は、次回の大規模クロスオーバー作品「アベンジャーズ ドゥームズデイ(原題)」(2026年5月公開予定)以降の公開になると見られている。この時期設定は、MCUの次なる大きな物語の展開において、ドクター・ストレンジが重要な役割を担う可能性を示唆している。