障害者への理解を深めよう 高崎市で講演 群馬・高崎市
障害者について理解を深めてもらおうと、車いすバスケの元日本代表選手による講演会が7日群馬県高崎市で開かれました。 この講演会は、交通事故の被害者支援などを行うナスバ=独立行政法人自動車事故対策機構群馬支所が障害者について理解を深めてもらおうと初めて開いたものです。障害のある人やその家族らが講師を務め、「障がいと共に生きる人生と将来のビジョン」をテーマに講演しました。 車いすバスケットボールの元日本代表で、パラリンピック出場経験を持つ塚本京子さんは高校生の時に、交通事故にあいました。その後、車いすバスケに出会えたことが人生の大きな目標に繋がったと話しました。 塚本さんは「車いすバスケのおかげで、1年半と長い入院生活も楽しくなり、目標を持って努力することの大切さを学んだ」と語りました。会場に訪れた人たちは、講師の話に熱心に耳を傾け障害者への理解を深めていました。