【山口県】周南公立大で企業交流会 1年生340人が参加
周南公立大学で9日、新入生を対象に周南3市の企業がブースを設けて企業説明などをする「企業交流会」が開かれた。同校の主催で初開催。 参加したのは経済経営学部、情報科学部、人間健康科学部スポーツ健康科学科の1年生340人。 同校では早い内から学生に企業観、職業観を養ってもらおうと6、9月に1年生を対象に短期就業体験を実施している。 会には短期就業体験を受け入れている地元企業の27社が参加。学生は10分ごとにブースを移動し、企業の担当者の話に聞き入っていた。 参加した経済経営学部1年の髙木海帆さんは「何も知らない状態で就業体験に参加するより、事前に企業の事が知れて良かった」と感想を話した。 出展した㈱出光プランテック徳山の山本元貴課長(46)は「他地域から来ている学生にも周南市を知ってもらいたい。大学生活の4年間で周南市に興味を持ってもらってぜひ弊社に入社して欲しい」と期待する。 研究・地域・産学連携部の乘添謙次部長(56)は「短期就業体験に向けた事前レクチャーのひとつ。周南地域にこんなに良い企業や業種がたくさんあることを学生に知ってもらうきっかけになれば」と話す。