メーガン・ジー・スタリオン、新曲でニッキー・ミナージュ夫婦をディスる ニッキーが即反撃
先週、メーガン・ジー・スタリオンが新曲「Hiss」をリリースした。その歌詞でニッキー・ミナージュとケネス・ペティをディスっていると注目を集めている。
問題となっているのは「女たちは私に怒っているんじゃない。『メーガン法』に怒っているんだ（These hoes don’t be mad at Megan, these hoes mad at Megan’s Law）」「自分をプッシーだと思っている女たちも、私のことは止められない（B―h, you a p―y, never finna check me）」。メーガン法はニュージャージー州で1994年に成立した法律で、性犯罪者の登録と情報公開を定めている。この法律をきっかけに他州でも同様の法律が成立。現在では全州で公開が義務付けられている。ニッキーの夫、ケネス・ペティは15歳のときニューヨーク州で当時16歳だった女性をレイプした罪で有罪になり服役。現在も性犯罪者として登録されている。2022年にはニッキーとカリフォルニア州に引っ越したが現地で登録を怠ったとして、罰金と3年の保護観察処分を言い渡されている。新曲がリリースされるや否や、この歌詞はケネスとニッキーをディスったものとしてメーガンとニッキーのファンを騒がせた。
これにニッキーが反応した。現地時間1月26日（金）にインスタグラムのライブを配信、メーガンに反撃する新曲「Big Foot」を披露した。曲の中でニッキーはメーガンが2020年に当時交際していたラッパーのトリー・レーンズに銃で足を撃たれたことに言及、「私は彼女を猿人って呼んでいる（I call her Big Foot）/彼女が撃たれて倒れたから、いい方の足で立ち上がれって言ったんだ（The b―h fell off, I said get up on your good foot）」と歌っている。
さらにメーガンのラップも酷評。「グラミー賞を3つも獲ってるんだからビートに合わせてラップする方法を身につけるべき。音楽にも乗れるようにならないと」と笑いながらコメントしていた。さらに「彼が15歳の子どもだった頃の、30年も前のゴシップを持ち出すなんて。30年も前の話を出してくるのはあんたを愛してくれる男がいないからだ。死んだ母親を相手にする男もね」。ちなみにメーガンの母は5年前に亡くなっている。ニッキーはこのライブ後、新曲を週明けにリリースすることを正式に発表した。
ニッキーの怒りはそれでも収まらずXでもメーガンを攻撃。彼女を「嫌なヘビ」だと非難し「いじめは容認しない」と言っている。さらに「病的で人を操る嘘つき」「ゴーストライターを使っていて、それでも歌詞は最悪」とも。この様子だとまだまだバトルは続きそう。メーガンがどんな動きを見せるのか注目が集まっている。
