【独自】基地内の「無銭飲食」で海自幹部が一階級降任、数十人規模で処分
海上自衛隊の隊員らが基地内の食堂で費用を払わず、繰り返し飲食をしていたことがわかりました。これにより、数十人規模の隊員が処分を受け、うち、幹部のひとりは一階級、降任の処分を受けたということです。 ▼海自 “潜水手当”の不正受給も 総額で数千万円に 自衛隊の基地内の食堂で無料で食事の提供を受けられるのは、基地内に居住する隊員などに限定されていて、それ以外の隊員は有料となり、所定の手続きが必要です。 防衛省関係者によりますと、全国複数の基地で、海上自衛隊の隊員らがこの手続きを行わずに繰り返し飲食をしていたということです。 防衛省は、すでに数十人を処分しています。 このうち、部下の行為を黙認しながら自分も手続きなしに飲食を繰り返していた幹部については、一階級、降任の処分が行われたということです。降任は、免職の次に重い懲戒処分になります。 処分内容は近く発表されるということです。