エントリーネームを変えながら、人気と実力で活躍を続けたアドバンカラーの32GT-R
【STP タイサン GT-R】 アドバンカラーのGT-Rがサーキットに姿を現したのは、1991年のこと。当時は「タイサン・クリッパーGT-R」としてエントリー。土屋圭市のパートナーは、高橋健二だった。 【画像12枚】当初は「タイサン・クリッパーGT-R」としてデビューしたが、高橋国光/土屋圭市組となり、エントリー名も変更した そして、高橋国光/土屋圭市組となったのは92年から。エントリー名も「タイサンSTP GT-R」に変更。同年は善戦するものの、第6戦の筑波サーキットで行われたレース・ド・ニッポンの2位が最高リザルトだった。そして翌93年は、再びエントリー名を変えて「STPタイサンGT-R」に。同年は9戦中4回リタイヤを喫するも、第2戦大分阿蘇レーシングパーク(現オートポリス)で念願の初優勝を飾ったのである。 こうしてエントリー名を変えながら活躍したアドバンカラーのGT-Rは、人気と実力を兼ね備え、今でも多くのファンに愛されている。 STP タイサン GT-R 全長×全幅×全高(mm) 4545×1755×1340 ホイールベース(mm) 2615 トレッド前/後(mm) 1610/1530 車両重量(kg) 1260 エンジン型式 RB26DETT型 エンジン種類 直列6気筒DOHCツインターボ 総排気量(cc) 2568 最高出力(ps/rpm) 550以上/7600 最大トルク(kg-m/rpm)50.0以上/6000 タイヤ 265/700R18(前後とも) 初出:ハチマルヒーロー2017年1月号 vol.39 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部