異例の理系出身―東工大大学院修了の"警務部長"が北海道警に着任 東京オリ・パラ組織委でサイバー担当の増沢五郎氏「職員が力発揮できるような組織作りを」
北海道警の新しい警務部長に、増沢五郎氏(51)が着任し、3月26日の会見で意気込みを語りました。 増沢部長は埼玉県出身で、北海道警では初めての勤務となります。 東京工業大学大学院情報理工学研究科を修了し、警察庁へ入庁しました。 これまでに愛媛県警本部捜査2課長などを歴任。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会でサイバーセキュリティー対策の担当にもあたりました。 26日午後、北海道警本部で開かれた着任会見で、増沢部長は「ひとりひとりの職員が力を発揮できるような組織を作っていきたい」と抱負を述べました。 また、北海道警は地理・構造的に非常に大きな警察組織であるという印象があるとして、「意思疎通をしっかりと図れるよう、風通し良く、情報共有を各部門でできるようにしていきたい」と語りました。 趣味は旅行や登山など「自然に触れること」だとして、「北海道内の広大な自然を楽しみたい」と話しました。
UHB 北海道文化放送
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