ロッテ・朗希は「ローテーションのトップ」 ヤンキース指揮官が高評価!年齢も才能もスキーンズ級
来季の続投が決まったヤンキースのアーロン・ブーン監督がオンライン会見に臨み、大リーグ移籍を目指すロッテ・佐々木について「とても若くスキーンズ(パイレーツ)と同じくらいの年齢と聞く。日本で実績を残した、ユニークで特別な才能。先発ローテーションのトップ、エースになれる」と絶賛した。 佐々木より1歳年下の22歳のスキーンズは160キロ超の速球を連発して衝撃デビューを飾り、新人王とサイ・ヤング賞の最終候補に入った右腕。ポテンシャルはこのスキーンズに匹敵するとみており「映像は見た。100マイル(約161キロ)の速球やフォークを投げる」と続けた。 移籍先はドジャースが最有力とされるが、パドレス、カブスなど多くの球団が興味を示す。「何年か前に偶然(佐々木に)会ったこともある」と語った指揮官は「(争奪戦に)参戦できることを願っている」と真剣な表情で語った。(ニューヨーク・杉浦大介通信員) ≪挑戦は「早く」 ロッテ吉井監督理解≫ロッテ・吉井監督が佐々木の23歳でのメジャー挑戦に理解を示した。自身がメッツに移籍したのは32歳の時で「行けるなら早く、という思いが自分の中にあった。おっさんになって行くのとは苦労は全然違うかもだけど、それも含め彼は楽しんでやってくれるんじゃないかな」と期待。佐々木の穴を埋めることが課題となる来季については「一人で埋めるのは難しい。みんなの力で埋めていきたい」と語った。