合唱にも挑戦! HKT48が春らしさ全開のコンサート 指揮は井澤美優、ピアノは梁瀬鈴雅
HKT48は9日、福岡市中央区のサンパレス福岡でコンサートを開催。昼公演では「春のコンサート2024~ホップ・ステップ・ジャンプ~」と題して、春らしくフレッシュな魅力を振りまくステージを見せた。中盤には、メンバーからアンケートで募集したという春の楽曲を披露。合唱にも挑戦し、今しかできないHKT48をファンの目と耳に刻み込んだ。 ■ピアノ伴奏をする梁瀬鈴雅【写真】 コンサートでは1曲目からメンバーが客席に登場。新型コロナウイルス禍ではかなわなかった至近距離でのパフォーマンスに、会場のいたる場所で笑顔の花が咲いた。エースの一角である石橋颯は「いぶきー」をキュートに、竹本くるみは今村麻莉愛と伊藤優絵瑠とともに「胡桃とダイアローグ」をクールに披露。ダブルセンターがそれぞれ異なる特長を存分にアピールすると、成長著しい6期生の最上奈那華と梁瀬鈴雅らもエネルギッシュにパフォーマンス。2期生の秋吉優花と渕上舞も、MCや楽曲で大きな存在感を見せた。 中盤に披露した卒業シーズンの定番曲「旅立ちの日に」では、ソプラノ、アルト、テノールに分かれて3部合唱に挑戦。井澤美優が指揮を、梁瀬がピアノを担当し、澄んだハーモニーを響かせた。 アンコール後の「アリガトウ」でもメンバーが客席に降りるなど、距離の近さとパフォーマンスの両面でファンを楽しませようという意図が感じられた昼公演。定番の「最高かよ」から最新シングル「バケツを被れ!」でライブを締め、夜の田中美久卒業コンサートへとつないだ。 HKT48は4月7日に福岡市の市民会館大ホール、5月9日に東京の「LINE CUBE SHIBUYA」でもライブを行う。福岡では昼公演でドラフト3期・5期生・6期生に、夜公演は全メンバーにフォーカスした公演を予定しているという。
西日本新聞社