大谷翔平、日本人選手単独2位のメジャー通算103盗塁 5年ぶり現地誕生日アーチ期待
ドジャース大谷翔平投手(29)が4日(日本時間5日)、20代ラストゲームでメジャー通算103盗塁を記録し、日本人選手単独2位に浮上した。 ダイヤモンドバックス戦に「1番DH」で出場し、1回先頭の第1打席でフルカウントから四球で出塁。二進後の2死一、二塁で、左打ちの5番ヘイワードの打席の2球目に三盗を敢行した。縦に割れるナックルカーブが特徴のエース右腕ゲーレンの投球は高めのカットボールだったが、好スタートで三盗に成功した。 これで今季17盗塁、メジャー7年目で103盗塁。松井稼頭央が7年間で記録した102を抜き、イチローが19年間でマークした509盗塁に次ぐ単独2位となった。 だが昨季17勝の相手エースにてこずり、3回先頭では内角低めのナックルカーブを空振り三振。4回2死二塁ではナックルカーブとカットボールで内角を攻められてから、高めフォーシームに見逃し三振に倒れた。7回先頭では救援右腕マルティネスの内角低めのスライダーに空振り三振し、今季5度目の3三振。3試合ぶりの無安打に終わった。 チームは投手陣が崩れ、2連敗。ロバーツ監督は「ゲーレンに対して選手たちはよく球を待ち、いい仕事をしたし、彼から3点を奪えた。ただその後何もできなかった」と振り返った。 大谷が現地で誕生日を迎える5日(同6日)は本拠地でブルワーズとの3連戦初戦。19年以来5年ぶりの現地誕生日アーチが期待される。