バルセロナがマリオ・エルモーソ獲得か…アトレティコの主力DFだが契約延長交渉が難航|ラ・リーガ
バルセロナがアトレティコ・デ・マドリードDFマリオ・エルモーソを獲得候補としているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。 3/5バックを敷くアトレティコの左センターバックを務め、抜群の精度を誇るロングパスや意表を突くオーバーラップを主要武器に大きな存在感を放つエルモーソ。だがアトレティコと今季終了まで結んでいる契約の延長交渉が難航し、今夏フリーで移籍する可能性が高まっている。アトレティコは主将MFコケにも減俸提示をするなど選手の給与体系の見直しを図っており、その基準においてエルモーソの年俸額も高過ぎるためだ。 『ムンド・デポルティボ』曰く、そんな同選手のことをバルセロナが注視しているという。同クラブは、DFアレハンドロ・バルデに対して「断れない獲得オファー」が届くことも想定して、センターバックのほか左サイドバックも務められるエルモーソに大きな興味を持っているとのことだ。 また『ムンド・デポルティボ』は、バルセロナのそのほかのサイドバック事情についても報じている。左サイドバックのDFマルコス・アロンソ(アトレティコが興味を持っているとの噂)、右サイドバック要員となっているMFセルジ・ロベルトについて、クラブは今季限りとなっている契約を延長しない模様。一方、レンタルによってそれぞれラス・パルマス、レバンテでプレーするDFフリアン・アラウホ(右サイドバック)、DFアレックス・バジェ(左サイドバック)が出戻り、少なくともプレシーズンはトップチームに参加する予定のようだ。 また現在のバルセロナには、右サイドバックが主戦場ながら左サイドバックでもプレーできるDFエクトール・フォントがおり、同選手の存在が今夏激しく動きそうなサイドバックのポジションにおいて、ある種の“保険”となっている模様。そしてマンチェスター・シティからのレンタルで獲得したDFジョアン・カンセロについては、来季もチームに残すべくシティと交渉する考えとみられている。
【関連記事】
- ●クロース、ドイツ代表復帰を発表!「その気になったよ。EUROに臨む僕たちには考えられている以上の可能性がある」
- ●レアル・ソシエダで愛される久保建英、その理由を問われて…「本当にそう感じています。僕がいい人だからでしょうね(笑)」 | ラ・リーガ
- ●【コラム】ジローナ、バルセロナファンだらけの町に生まれた誇りのサッカークラブ…カタルーニャ語を覚えたマドリード出身監督が奇跡を起こす
- ● アンチェロッティ、クロースの今季引退の可能性を問われて「引退するなら…いい度胸をしているよ」|ラ・リーガ
- ●グティ、今季限りでバルセロナ監督退任のチャビについて…「バルサ率いるには実力不足。選手たちの能力を引き出せなかった」