和田アキ子

　TBS系「アッコにおまかせ！」が6日放送され、告発文書問題により失職し、出直し選挙に出馬すると表明した兵庫県の斎藤元彦前知事を取り上げた。 　斎藤氏が知事選（31日告示、11月17日投開票）で再選される可能性について、政治アナリストの伊藤惇夫氏がVTR出演して解説。厳しい戦いになるが、候補者が増えれば票が分散して当選ラインが下がり、「思わぬ結果が出る可能性もなくはない」と指摘した。 　これにタレントの和田アキ子は「あり得るでしょうね」とうなずく。 　知事選には医師の大澤芳清氏、経済産業省元官僚で大学客員教授の中村稔氏が出馬を表明。ほかにも立候補が続き、6人程度の争いとみられる。 　また、斎藤氏は3日、ビジネス動画メディア「リハック」に生出演し、おねだり疑惑や贈答品持ち帰り疑惑について釈明。「おまかせ」でこれを取り上げた。 　斎藤氏が職員間の公平性を考慮し、贈答品は自身が持ち帰ったと「リハック」でも従来通りの見解を示したことに、和田は「（ジャンルが）全然違うけど」と断った上で、芸能界のケースを例示。タレントからの差し入れは廊下などに陳列され、関係者がそれを自由に食べると紹介した。 　和田は、斎藤氏が「公平性」を理由に持ち帰るのは「この人のやり方なんでしょうね」と首をひねる。同氏がカニを職員の分も持ち帰ったとされることに「リハック」で「私が食べました」と語ったことには、「コントやんか」と鋭くツッコんだ。 　また、和田は「おまかせ」の冒頭で「今日で（『おまかせ』が）40年目に突入しました。皆さんのお陰です」と感謝した。