在日ウイグル人、中国政府に抗議 暴動15年「調査団受け入れを」
中国新疆ウイグル自治区ウルムチで大規模暴動が発生してから15年となった5日、東京の中国大使館前で中国政府に抗議するデモが行われた。在日ウイグル人らは、当局による抑圧は今も厳しさを増しているとし「ウイグルに平和を」と声を合わせて訴えた。中国に対して国際的な調査団の受け入れを求めた。 デモを主催したNPO法人「日本ウイグル協会」の田中サウト副会長は「罪のないウイグル人の強制収容などが国策として実施されている」とする抗議声明文を読み上げ、在日ウイグル人も家族と連絡が取れない状態に置かれていると非難した。 中国当局は暴動で漢族ら約200人が死亡したとしている。