【新旧比較】6月デビューの新型フリード、サイズや内装はどれくらい変わった? 細かい変更で後席の快適性アップか
3列目シートは依然跳ね上げ式だが操作性は向上
コックピットでは現行にあったインパネ上部のデジタルメーターが廃止され、スタンダードなインホイールメーターとなった。また、Aピラーも若干細くされており、視界はスッキリとした。 インパネにはボックスやトレーなどが備えられ、収納面は現行から引き続き充実している。インパネアッパーボックスはボックスティッシュを収納可能なのは変わらないが、新型では立てて収納できるようにあらためられ、ティッシュを取り出しやすくなっているなど、各所で使い勝手がより向上するように進化している。 2列目と3列目の快適性も向上した。各シートのヘッドレストと肩口のボリュームが減らされており、2列目と3列目に座った際の圧迫感を軽減するとともに、視界を広くしている。 また、リヤクォーターガラスの面積が拡大されてより開放的になっているほか、3列目シートの空間は65mm幅広くなった。 加えて、タイプによってはリヤにクーラーが装備できるのもポイントだ。 3列目のシートは現行、新型ともに左右へ跳ね上げる方式。 ただ、跳ね上げた状態での幅は160mm広くされているほか、シートの固定位置は90mm低くなると同時に、リヤゲート方向へずらされ、シートアレンジは楽になった。さらに、リヤクォーターウィンドウを塞がないように改善されており、圧迫感が低減されている。
Honda SENSINGもアップデート
ホンダのADASであるHonda SENSINGについては、新型はアップデートされたものを採用している。具体的には、トラフィックジャムアシストや渋滞追従機能付きACCといった渋滞時におけるドライバーの負担を軽減する機能のほか、後退出庫サポートやブラインドスポットインフォメーションなど死角をカバーする機能が追加されている。 先進装備という点では、コネクテッド技術も搭載。スマートフォンからエアコンの操作や位置情報の確認などができるようになり、利便性が強化された。
MotorFan編集部