“最後のWoj砲”スクープ連発の名物記者が電撃引退…大学のバスケ部GMに転身へ
スポーツ専門メディア「ESPN」の名物記者であるエイドリアン・ウォジナロウスキー氏が、マスコミ業界から引退することを発表した。 ウォジナロウスキー氏は、コネチカット州出身の55歳。米ヤフースポーツとESPNで長らくNBA担当として活動し、選手の移籍情報などのスクープを連発してきた名物記者。Wojの愛称で知られ、誰よりも早いスクープは“Woj砲”とも呼ばれた。 日本時間18日深夜に自身のXアカウント(@wojespn)を更新したウォジナロウスキー氏は、テキストメッセージを画像で投稿し、記者活動を引退することを表明。NBAを扱ってきたESPN以外のメディアも続々と名物記者の引退を報じ、ウォジナロウスキー氏が母校であるセント・ボナベンチャー大学バスケットボール部のゼネラルマネージャーに転身することも伝えられている。 メディアのみならず、NBAも同氏の去就について公式Xアカウントで反応し、「NBAファミリーは、新しいステージに進むWojを祝福しています。彼は何十年もの間、リーグに欠かせない存在でした。彼の新たな挑戦が成功することを願っています」としつつ、「事情に詳しい情報筋によれば、彼の未来は明るいとのことです」と“Woj砲”の文体を真似て投稿。ユーモアも込めて名物記者のネクストキャリアにエールを送った。
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