「キスシーンは仕事」か? 新恋愛リアリティ『韓国ドラマな恋がしたい』の魅力を恋愛ライターたちの語りから探る!
人気恋愛リアリティシリーズ『恋愛ドラマな恋がしたい』(ABEMA)の舞台を韓国に移し、Netflixで11月28日から独占配信される『韓国ドラマな恋がしたい』。その配信に先駆けて、各メディアで活躍する恋愛・ドラマライターたちが試写会に参加した。 「恋愛ドラマな恋がしたい」シリーズは、“恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのか”をテーマに、若手俳優が毎話キスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながら、本当の恋をしていく様を追いかける恋愛リアリティショー。『韓国ドラマな恋がしたい』では、参加女性が若手から中堅・ベテラン俳優に刷新され、男性陣はなんと韓国現地で活動する俳優たちに。注目の恋愛リアリティの見どころを、恋愛コラムニストたちの視点から提案する。 ■キスシーン経験の多い俳優陣は、キスで恋に落ちるのか 「恋愛ドラマな恋がしたい」シリーズは参加メンバーに若手が多かったこともあり、新たな“推し俳優探し”や“恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのか”というテーマそのものが見どころとなっていた。 しかし、今回の参加女性は芸能歴の長い女性が多く集まった。座談会でも、参加メンバーに着目した意見が多く出た。連続テレビ小説『あまちゃん』や映画『寝ても覚めても』などに出演していた山下リオ、元E-girlsの坂東希など、10代から活動を続けるメンバーが集まった。そこで、見どころは“演技経験の長い俳優たちも、恋愛ドラマの共演をきっかけに恋をするのか”にシフト。仕事で何度もキスシーンを演じてきた彼女たちは、恋愛リアリティショーという仕掛けのもと、どんな表情を見せるのか。いつもどおり、仕事としてキスシーンを演じきるのか。はたまた、普段は見せない素顔を見せてくれるのか。
シェアハウスでの共同生活で、仕事の「キスシーン」への姿勢は変わるか
スタジオMCは、近藤春菜(ハリセンボン)、あ~ちゃん(Perfume)、福徳秀介(ジャルジャル)、小森隼(GENERATIONS)、谷まりあの5人が務める。事前の視聴会で前半部分を鑑賞すると、韓国男子たちの振る舞いには、MC陣からも「可愛い~!」という黄色い声が上がっていた。韓国男子に対して、レディファーストで直球なアプローチをしてくれるイメージがあるという人は少なくないはず。『韓国ドラマな恋がしたい』というタイトルにあるように、まるで韓国ドラマのような甘い恋愛にも期待の声が上がった。 今回、俳優たちはドラマでキスシーンを演じるだけではなく、韓国現地のシェアハウスで共同生活を送りながら仲を深めていく。韓国男子×日本女子のプライベートな姿が見られるのも、リアリティ番組ならではの魅力。お互いの言語を少しづつ学び、回を追うごとに絆を深めていく男女たち。どうしても伝わらない言葉は、スマホの同時翻訳機能を使って補足されていくのだが……座談会では「細かいニュアンスの違いから、すれ違いが生まれていく気がする」という意見も。一筋縄ではいかない恋模様は、視聴者の生活で枯渇しがちなキュンや、恋のハラハラ感を充足させてくれる。 韓国では定番だというデート地やカフェを巡りながら、仕事とプライベート、両軸で関わっていくメンバーたち。「仕事のキスシーンは、ただの仕事」と割り切っていたメンバーもいたが……共同生活の中では、もちろんプライベートなキスが生まれる可能性も。相手俳優との深い関わりは、演者にどんな影響を与えていくのだろうか。