伊予銀行は優秀な人材の確保につなげようと、最大2万5000円の初任給の引き上げを発表しました。 また定期昇給とは別に、物価上昇に対応し従業員のベアも検討しているということです。 いよぎんホールディングスによりますと、労働組合の合意が得られれば、来年度から伊予銀行などグループ全企業の初任給を引き上げるということです。 このうち伊予銀行では、転勤がある大卒の総合職が2万5000円アップの25万5000円、転勤がない大卒の総合職が1万2000円アップの22万7000円となっています。 また、いよぎんホールディングスでは、続く物価上昇に対応し定期昇給とは別に2年連続のベースアップも検討しているということです。 いよぎんホールディングスは、今回の引き上げで伊予銀行の初任給がメガバンクと同水準になるとし、「採用競争力を高めて多様な人材を確保したい」とコメントしています。