タイガー・クイーンに一騎打ちで敗れたダーク・ウナギが「マスクごとすべてはがしてやる。お前を査定してやるよ」【SSPW】
初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスの「第6回タイガーサポーターズマッチ」が2月16日、神奈川・POST DI AMISTADで開催された。 ダーク・ウナギが狂乱ファイト。タイガー・クイーンのマスクに手をかける この「タイガーサポーターズマッチ」は初代タイガーマスクである佐山サトルの「道場こそプロレスラーの原点である」という理念を具現化した大会で2021年6月からスタート。定期的に開催され、今回で6回目となる。 メインイベントではタイガー・クイーン(ストロングスタイルプロレス)とダーク・ウナギ(DarkerZ)の一騎打ちが実現し、クイーンがハーフムーンコースターで勝利を収めた。 入場の際にクイーンがいつものようにコーナートップに上がった際にダーク・ウナギがロープを揺するとクイーンがリング内に落下。そのままダーク・ウナギが襲い掛かるとレフェリーがゴングを要請する波乱のスタート。ダーク・ウナギは自軍に引き込むとセコンドのダーク・タイガー、ダーク・チーターと3人がかりでクイーンを蹂躙。ダーク・ウナギが持ち込んだ凶器はレフェリーにチェックされるが、ロープに飛んだクイーンの足をタイガーが引っ張る。そしてダーク・ウナギがレフェリーにクイーンをぶつけ、レフェリーが昏倒したすきに3人がかりで攻め込むなどやりたい放題。
しかしクイーンはタイガーとチーターのクロスラインをカットしドロップキックで2人を蹴散らすと徐々に反撃。ウナギにキックからタイガースピンで左足を痛めつける。苦し紛れにマスクに手をかけるウナギ。ウナギがコードブレーカー、フェイスバスター、ギロチンドロップと畳みかけるがカウント2。 エルボーのラリーではウナギの連打で一瞬動きが止まったクイーンだったが、一発でウナギを黙らせる。そしてコーナーに上りかけるがタイガーがカット。またもウナギがマスクに手をかける。動揺するクイーンにチーターがイス攻撃。間髪おかずウナギがスライディングDもクイーンは何とかカウント2で返す。ここでクイーンを羽交い絞めにしたチーターにタイガーが、クイーンを押さえたタイガーにウナギがと、DarkerZが立て続けに同士討ち。やっと1対1の場面となるとクイーンは投げ捨てジャーマンから、ヒザをついたウナギの顔面に強烈なソバットを叩き込むと最後はハーフムーンコースターで3カウントを奪った。
決着後も1対3でクイーンを襲うDarkerZ。試合後にウナギは「今日は4試合中3試合がDarkerZ。まだ来てから1年とか? ストロングスタイルプロレス、やる気あんの? そしてタイガー・クイーン、あいつは何も喋らない。なんかよく分からないのをマスクごとすべてはがしてやろうと思っている。今日は負けたけどあきらめないからな。タイガー・クイーン、お前を査定してやるよ」と遺恨はさらに深まったようだった。