暖房器具は使い初めに注意!空気の取り込み口が埃などで塞がっていると不完全燃焼に
FCT福島中央テレビ
寒気が流れ込んでいる影響で気温が下がり、11月7日は、11月下旬並みの寒さになると予想されています。 スカートの中にスマートフォンを入れた疑い 迷惑行為等防止条例違反で福島県職員逮捕 そろそろ暖房器具を使い始めよう…そんな人も多いのではないでしょうか。その時に注意したいのが暖房器具の使い方です。毎年、冬になると暖房器具が火元となる火事が多く発生していて消防も注意を呼び掛けています。 乾燥する日が増えると注意したいのが火事です。 ■郡山地方広域消防組合消防本部・安齋 功造 消防司令補 「毎年11月から4月にかけて、暖房器具からの火災が多く発生しています。暖房器具からの火災は過去10年間で57件発生していて、9名の死者が発生しています。」 例えば、こちら、家で使う人も多い石油ストーブ。 乾きやすいからといって近くに洗濯物を干していませんか? 何かのはずみで洗濯物がストーブの上に落ちてしまうと…みるみるうちに煙が出て、わずか10分ほどで激しく燃え上がりました。 ■安齋 功造 消防司令補 「暖房器具からの火災は間違った使い方をしてしまうことが原因になることがほとんどです」 また、電源を入れる前に空気の取り込み口がほこりなどで塞がっていないか確認することも重要です。 取り込み口が塞がっていると不完全燃焼で可燃性のガスが発生。 「ボンッ」空気を取り込んだ瞬間、勢いよく燃え広がります。 ■安齋 功造 消防司令補 「暖房器具は正しい使い方をして、これくらい大丈夫とか今まで何も起きなかったという考え方はやめて安全に快適に使っていただくことが大切だと思います」 寒さが本格化する前に、もう一度、暖房器具の管理や使い方を確認する必要がありそうです。