「FFXIV: 黄金のレガシー」エリアガイド
スクウェア・エニックスは、5月15日から17日まで、プレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Windows/Mac/Steam用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」のメディアツアーを開催した。 【画像】トラル大陸の首都トライヨラ 今回のメディアツアーでは、トラル大陸での新たなプレイヤータウンとなる首都「トライヨラ」と、その周辺にある2つのフィールド、「コザマル・カ」と「オルコ・パチャ」、インスタンスダンジョン「濁流遡上 イフイカ・トゥム」が開放された。 このレポートでは、撮り貯めたスクリーンショットと動画を使って、それぞれのエリアの概要や雰囲気をレポートしたい。メディアツアーでは、重要なNPCの名前やメッセージなどはすべてマスクしたバージョンが使われる。セリフが設定されているNPCに話しかけても、「こんにちは」というだけで、情報はなにも入手できない。そのため、エリアの解説はあくまでも筆者がそういう印象を受けたというレベルのものになる。また、今回なるべくネタバレを避けるために、すべてのエリアをまとめた動画を作った。限定された時間で撮影したものなので、多少UIが写りこんでいるのはご容赦いただきたい。 なお、このバージョンは最終調整前のものであり、リリース時には大きく変更される可能性があることをご了承いただきたい。 【「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」メディアツアーレポート目次】 【「FFXIV」、いよいよ「WoW」超えへ】 ▼いよいよ満を持して「WoW」超えへ。「FFXIV: 黄金のレガシー」で再スタートする光の戦士達と吉田直樹氏の新たな冒険 【吉田直樹氏インタビュー】 ▼「FFXIV: 黄金のレガシー」メディアツアーインタビュー もっと楽しく、自分たちが面白いと思うものを作りたい。そんな思いが詰まった拡張 【新エリアレポート】 ▼「FFXIV: 黄金のレガシー」エリアガイド 新たな冒険の拠点「トライヨラ」と「コザマル・カ」と「オルコ・パチャ」をガイド 【新IDレポート】 ▼「FFXIV: 黄金のレガシー」インスタンスダンジョンレポート レベル91のダンジョン「濁流遡上 イフイカ・トゥム」を一足早く紹介 【最新ジョブレポート】 ▼「FFXIV: 黄金のレガシー」ジョブレポート「ヴァイパー」 超高速に繰り出す多段コンボが気持ちイイ! ▼「FFXIV: 黄金のレガシー」ジョブレポート「ピクトマンサー」 カラフルで可愛くお手軽、アートの世界はとにかく楽しい! ▼「FFXIV: 黄金のレガシー」ジョブレポート「近接DPS編」 モンク、竜騎士、忍者はより使いやすくシステムを修正、侍、リーパーは正統進化 ▼「FFXIV: 黄金のレガシー」ジョブレポート「遠隔DPS編」 召喚士に新召喚獣「ソルバハムート」が登場。機工士は最終兵器化か? ▼「FFXIV: 黄金のレガシー」ジョブレポート「タンク編」 上位防御バフと追加攻撃で正当進化。「FFVIII」のスコールの技が新技として登場 ▼「FFXIV: 黄金のレガシー」ジョブレポート「ヒーラー編」 学者はセラフィムに変身!占星術師はカードシステムが大きく変化 ■ 高さによって雰囲気がガラリと変わるトラル王国の首都「トライヨラ」 トライヨラは、トラル大陸を統治するトライヨラ連王国の首都。丘陵に築かれた都ゆえに高低差が激しく、沿岸の港湾区画から高台にそびえる王宮まで続く道のりには、坂道や階段が目立つ。国のありようを体現するかのように、この都には多様な部族が暮らし、常に活気であふれている。 プレイヤーが到着するであろう港の周りには、市場やリゾート感満載の酒場などがある。少し上に上がるとマムージャ族たちの居住区になり、畑で作業をしていたり、子育てをしていたりと日常を垣間見ることができる。 さらに上は王宮になっており、軍事訓練が行なわれていたり、今まで敵としてよく戦ってきた魔術使いが若手の指導をしていたりと、彼らにも彼らの生活があるんだなあと改めて認識させられた。 ■ トライヨラの南に広がるジャングルエリア「コザマル・カ」 コザマル・カはトライヨラの南に広がる密林地帯。西方の山脈を水源とする大小さまざまな河川が流れ、見るものを圧倒する大瀑布を作り出している。ゴブリン族やバヌバヌ族によく似た部族が集落を築いており、それぞれ独自の文化を育みながら暮らしているようだ。 コザマル・カはトレーラーにも登場している切り立った断崖から滝が流れ落ち、その下に密林が広がる絶景のエリア。マップは滝の断崖で断絶している。メディアツアーではフライングマウントが使えたこととエーテライトが開放済みだったので困ることはなかったが、徒歩で滝の上にたどり着くのは簡単ではなさそうだ。 ゴブリン族に似た種族たちは、テラコッタ製のようなつるんとした丸っこい住居が集まる集落に暮らしている。村には工房のような場所があり、モノづくりに特化した村という印象を受けた。 バヌバヌ族に似た種族の村には、バヌバヌ族のものとはまた違った形のトーテムが祀られていた。またドリームキャッチャー風の飾りも見ることができた。 またコザマル・カには、インスタンスダンジョン内で見かけた、プヌティーが引く船が係留されている場所もあった。ここからインスタンスダンジョンへと出航するのかもしれない。 ■ 霊峰「ウォーコー・ゾーモー」がそびえる「オルコ・パチャ」 オルコ・パチャはヨカ・トラルの山岳地帯。小柄な民であるペルペル族と、大柄な民であるヨカフイ族という外見が大きく異なる2つの部族が暮らす。トラル大陸の最高峰とされる霊峰「ウォーコー・ゾーモー」がそびえ立ち、訪れる全ての者を等しく見下ろしている。 オルコ・パチャも北と南で断絶されたマップになっている。ただ、土地がなさそうな場所にもピンが立って地名が記載されていたりと、謎の多い場所だ。ここには赤い服をきたペルペル族と、トレーラーでマップを指さしていた大柄なヨカフイ族が暮らしている。 緑は少なく、ごつごつした岩肌が目立つエリアで、塩田のような場所や、山肌から炎が噴き出している場所があったりと、緑豊かなコザマル・カとはまったく雰囲気が違う。 ■ グラフィックスアップデートで美しくなったマップは歩いているだけでも楽しい! 実際にマップをうろつくと、植物や水の表現など、グラフィックスアップデートで強化された部分の美しさにはっとさせられる。あちこちでくつろいだり、仕事をしたり、うろうろしたりしている住民たちも、細かい動きで楽しませてくれる。 今回は限られた時間の中で、エリアをざっくり見渡せた程度で、まだまだ見落としている要素はたくさんありそうだ。何しろマップがかなり広い。6月末から始まる冒険が待ちきれない。 (c)SQUARE ENIX IMAGE ILLUSTRATION (c)YOSHITAKA AMANO 画面は最終調整前のものであり、リリース時には大きく変更される可能性があります。
GAME Watch,石井聡(クラフル)