【広島】小園海斗、今季１号決勝弾に「自分でもビックリ」 月間７度目勝利打点は球団４人目の最多タイ記録
◆ＪＥＲＡセ・リーグ ＤｅＮＡ２―５広島＝延長１０回＝（２４日・横浜） ４番打者の待望の一発で勝負を決めた。延長１０回２死。小園が決勝の１号ソロでチームの連敗を止めた。延長戦は今季５度目で初勝利。「久しぶりに違う感覚があった。自分でもビックリした」。４日の本拠ＤｅＮＡ戦で４番・堂林の代打・松山が一発を放ったものの、ここまで計５人が座った４番打者１５９打席目の今季１号だった。 この回、延長では球団初の３発を浴びせて一挙４得点したが、新井監督が「いい攻撃だった」と評価したのは、０―１の８回。秋山の先頭安打から矢野の犠打と菊池の遊ゴロで２死三塁とし、ここでも小園が激走で同点内野安打とした。「走者を進める攻撃がなかったら、小園の内野安打はなかった」と指揮官。得点力不足を補う粘り強さで勝利をたぐり寄せた。 得点圏打率は２位に１割以上も差を付ける４割８分６厘という勝負強さ。月間７度目の勝利打点は球団４人目の最多タイ記録だ。「今日はみんな（移動で）朝６時起きでしんどいけど、良かった」。２位を死守し、首位・阪神まで１・５ゲーム差に戻した。（畑中 祐司）
報知新聞社
