九州北部で大雨、長崎・松浦市で24時間377ミリ…土砂災害への警戒呼びかけ
九州北部は2日午前、台風21号から変わった温帯低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で大雨に見舞われた。気象庁は同日未明、長崎県北部に線状降水帯が発生したと発表した。同日午後も西日本から東日本の広い範囲で大雨になるとみられ、同庁は土砂災害などへの警戒を呼びかけている。
同庁によると、同日午前9時までの24時間降水量は、長崎県松浦市で377・5ミリを観測し、同県平戸市でも367ミリに達した。3日午前6時までに予想される24時間降水量は、四国で200ミリ、東海で180ミリ、関東甲信、北陸、近畿、中国、九州北部で120ミリとなっている。