トルコに勝利したサッカー日本代表(写真:アフロ)

◇キリンチャレンジカップ2023 日本4ー2トルコ(12日、ゲンク【ベルギー】セゲカ・アレーナ) 【画像】前半3ゴールと攻撃力が爆発した森保ジャパン 日本が4-2とゴールラッシュでトルコに勝利しました。 前半15分、右サイドに流れた伊藤敦樹選手が中に入っていた堂安律選手とワンツーで中央に抜け出すと、右足を振り抜きシュートを放ちます。ボールはゴール右上に突き刺さる強烈なミドルシュートとなり、日本が先制に成功。伊藤選手は代表初ゴールとなりました。 その後もボールを保持し流れをつかんだ日本は前半28分、相手陣内でボールを奪うとパスを受けた久保建英選手がシュートを放ちます。ボールはキーパーの正面となりはじかれますが、ゴール前に位置していた中村敬斗選手がこぼれ球に反応し、追加点をもたらしました。 さらに、前半36分にはボールを奪った 毎熊晟矢選手がドリブルで右サイドの相手陣内深くまで持ち運ぶと、逆サイドに上がっていた中村選手にパスを出します。中村選手はそのまま右足を振り抜き、この日2ゴール目。日本がさらに点差を広げました。 試合のペースを握る日本ですが、前半終了間際にセットプレーからトルコに1点を返され、2点リードで試合を折り返します。 そして、日本は後半14分、町田浩樹選手がボールを運ぶと、伊東純也選手が受け、古橋亨梧選手にスルーパス。ディフェンスラインの裏に抜け出しますが、戻ったDFの守備にあい、シュートは惜しくも枠の左に外れます。 すると、トルコに反撃を受けた日本。後半16分、ペナルティエリアの左からユンデル選手が送ったクロスが、日本のDFに当たってコースが変わり、反応したユルドゥルム選手が押し込んでゴール。1点差に詰め寄られます。 それでも31分、伊東選手がカウンターからドリブルで駆け上がると、ペナルティエリア内で相手に倒されてPKを獲得。個人技でチャンスをつかんだ伊東選手が自らPKを決めて、4点目を奪った日本。トルコに勝利し、ヨーロッパ遠征２連勝を飾りました。