ウオッチナビ編集部が選ぶ“異業種コラボレーションモデル”3選
国内外問わず多くの時計ブランドが、自動車メーカーやファッションブランド、エンタメ作品、アスリート、芸術家など異業種とのコラボレーションを積極的に行っている。今回はそれらの中から【セイコー プレザージュ(SEIKO PRESAGE)】【LOUIS ERARD(ルイ・エラール)】【HAMILTON(ハミルトン)】の3ブランドが発表した魅力あふれる“異業種コラボレーションモデル”を紹介していく。
抽象芸術界の奇才がデザインしたオールブラックモデル
スイスの抽象芸術界の奇才、オリヴィエ・モセとのコラボレーションから誕生した「エクセレンス リミテッドエディション ルイ・エラール×オリヴィエ・モセ」。ケース、ダイアル、針、ストラップの時計を構成する要素をすべてブラックで統一し、ブランドロゴ、インデックスも排したことで、まるでオブジェのような外観を作り上げた。シルバーグリッター加工されたブラックの文字盤に同じ長さ、幅、丸い先端を持つ3本の針をセットし、針の先端に穿たれた穴の大小で時、分、秒を区別する。
【ここに注目!】
オリヴィエ・モセは「腕時計は高級な装飾品であり、芸術品である」と考え、本機をデザイン。限定生産となる178本には、それぞれ「これはアート作品です、着用しないように」とのメッセージが書かれたタグが付属する。
ルイ・エラール「エクセレンス リミテッドエディション ルイ・エラール×オリヴィエ・モセ」
Ref.LE85237NN62BVA24 82万5000円 スペック:自動巻き(Cal.SW266-1)、毎時2万8800振動、約38時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース、レザーストラップ(オリビエ・モセのサイン入りスペアストラップ付属)。直径42mm。5気圧防水。世界限定178本。
『デューン 砂の惑星 PART2』とのコラボを実現
惑星デューンを舞台に繰り広げられる壮大な宇宙戦争を描くSFアクション第2弾『デューン 砂の惑星 PART2』とのコラボレーションモデル。劇中で着用されるリストデバイスから着想を得たマットブラックのPVD加工を施したトライアングルケースに、リストデバイスの立体感を再現した文字盤を採用する。ブルーの光で浮かび上がるデジタル表示は、こちらも劇中に登場する先住民フレメン特有のブルーの瞳を表現。