【バスケ日本代表】ジョシュ・ホーキンソン、八村塁&渡邊雄太との“ビッグ3”形成に興奮「チームを助ける要素になる」
“存在証明”終え「どれだけチームの勝利に貢献できるか」
W杯ではチーム最多となる平均21.0得点10.8リバウンド1.4ブロックを記録し、パリ五輪出場権獲得に大きく貢献したホーキンソン。NBAスターたちとの対戦でも堂々たるプレーを披露し、憧れであったダーク・ノビツキー(元NBAダラス・マーベリックス)からも声をかけられるほどの存在感を見せつけた。初めて国際大会に出場した去年と比べ、今年はマインドセットも変わってきていると話す。 「W杯前は国際大会での経験もありませんでした。W杯では高いレベルで自分に何ができるかということが証明できたと思います。(W杯に出場したことで)国際大会での経験を積むことができましたが、それによって世界各国からもスカウティングされることになりました。全くの無名選手ではなくなって、自分の強みや弱みなども分析されていくと思います。ここからはどれだけ高い水準を保ってプレーできるかは自分次第だと思うし、個人としていいプレーができればチームの勝利にもつながっていくと思います。それが今年の挑戦だと思うし、オリンピックは世界最高レベルの舞台なので頑張りたいです」 高い能力を誇りながら、常にチームプレーを心掛け、勝利を第一に考えているホーキンソン。得点だけではなくディフェンスやリバウンド、スタッツに残らないようなプレーで勝利に貢献できるだけに、オフェンス面でエース的な役割を担うであろう八村とのコンビネーションにも不安はない。 「昨年は誰も僕のことを知らなかった状態だったと思うけど、今は他のチームに知られてスカウティングされるようになったと思うし、ターゲットとされている部分もある。でも、そこに塁と雄太が加わることで僕への照準が少し緩和されて、バランスよくプレーできるようになると思う。よりいいプレーができると思うし、チームの勝利のためにプレーし続けられる。W杯で自分の存在証明ができたと思うので、今回の五輪は自分の存在証明というよりは、どれだけチームの勝利に貢献できるかが大事です」 八村、渡邊、そしてホーキンソン。日本のインサイドを支える“ビッグ3“がどんなプレーを見せてくれるのか。“歴代最強のアカツキジャパン”への道はここから始まる。
滝澤 俊之