「ムーラン・ルージュ」の風車落下 パリ、五輪控え懸念も
【パリAFP時事】パリ屈指の観光名所、老舗キャバレー「ムーラン・ルージュ」の有名な赤い風車の羽根が25日、折れて落下した。 ムーラン・ルージュは毎年数十万人が訪れる。落下に伴うけが人はいなかったが、7月から始まるパリ五輪で訪問客のさらなる増加が見込まれる中、多くの人を安全に迎え入れることができるのか懸念が高まっている。 関係者によると、落下したのは同日未明の営業終了後。原因は分かっていないが、キャバレーの代表は「犯罪行為の痕跡はなく、技術的な問題であるのは明らかだ」と話している。