故マイケル・ジャクソン伝記映画、全米公開が2025年10月に延期
アントワーン・フークア監督による故マイケル・ジャクソンの伝記映画『マイケル』の劇場公開が2025年10月3日に延期されることがライオンズゲートによって発表された。当初の公開予定日だった2025年4月18日より約半年後ろ倒しでの公開となる。 主役を務めるのは、故マイケルの甥ジャファー・ジャクソンで、ニア・ロング、ローラ・ハリアー、マイルズ・テラー、コルマン・ドミンゴがキャストに名を連ねている。脚本はジョン・ローガンが手がけ、プロデュースはグラハム・キング、ジョン・ブランカ、ジョン・マクレーンが担当する。 フークア監督は、今年7月に米サンディエゴで開催された【コミコン】のパネルで、『マイケル』の制作状況について言及し、現在編集作業中であると説明していた。監督は、「マイケルのために、この映画を作ろうと思いました」と述べ、「マイケルは、私の幼少期の大きな一部であり、私のキャリアにも多大なる影響を与えた素晴らしいアーティストでした。ですが彼も人間で、その部分も掘り下げています。このことに関して、本当に興奮しています」と語っていた。 また、今年4月の【シネマコン】では、映画の本編映像が一部解禁された。プロデューサーのキングは故マイケルの物語を忠実に伝えるため、映画には30曲が収録され、上映時間も長くなることを明らかにしている。