ラネクシー、デバイス制御ソフト最新版「RunDX 2.0」の販売を開始
ラネクシーは、同社が開発したデバイス制御ソフト「RunDX(ランディーエックス)」の最新版である「RunDX 2.0」の販売を11月1日に開始した。 RunDXは、「かんたん」「堅牢」をコンセプトとし、昨今の業務環境デジタル化の進展にともなう機密情報の持ち出しや情報端末の紛失事件の増加を受け、企業の所有する情報資産を保護するためのセキュリティー強化・情報漏えい対策に効果的な重要データの持ち出し防止ソリューション。 RunDXのラインアップでデバイス制御機能を提供する「RunDX DeviceControl」は、1ライセンスから購入が可能で、PCのスタンドアロン環境、オフライン環境、一部門のみでの小規模環境の利用など、外部デバイスを制御することで内部要因によるPC端末からのデータの持ち出し対策として、多くの顧客からスポット対応で導入されている。一方、昨今では、内部要因による情報漏えいの脅威が増しているなかで、顧客が情報漏えい対策を検討する際に、スポット対応ではなく、全社的な大規模環境でデバイス制御を実施したいという要望も増えている。こうした場合、シンプルにデバイス制御機能のみを提供するRunDX DeviceControlは、コストや運用の面で最適なソリューションとなる。 そこで最新版では、管理サーバー「RunDX ManagementServer」を用意することで、大規模環境でのRunDX DeviceControlの導入/運用に対して、ポリシーの一括配信やプログラムアップデート、ログの一元管理などの利用がスムーズに行えるようにした。また、管理コンソールのダッシュボードでは、ファイルの持ち出し状況を直感的かつ視覚的に確認できるため、顧客は持ち出しの有無や傾向を把握しやすくなる。これにより、導入規模を問わず、あらゆる環境での利用で、システム担当者の管理負担を最小限に抑えた運用を実現する。 このほかの主な新機能は、ダッシュボードとしてファイル持出し件数グラフとサーバー稼働状況を追加。ログインユーザー単位でのファイル操作制御に対応した。また、管理コンソールユーザーに対して、それぞれの役割(ロール)を設定し、利用可能な機能を制限できる。さらに、PolicyDeployでRunDX DevicveControlのアンインストール機能を追加した。 なお、RunDXの導入を検討する顧客には、実際の製品と同様の評価版を30日間無償で提供する。