FWだけでなくインサイドハーフとしても輝くグリーズマン…シメオネ「彼はあらゆるポジションでプレー可能だ」|ラ・リーガ
16日のラ・リーガ第17節、アトレティコ・デ・マドリードは敵地サン・マメスでのアトレティック・クルブ戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、激しいプレーを伝統するアトレティックに対して警戒感を表した。 「彼らはいつだって非常に高いインテンシティーでプレーする。それはいつまでも、絶対に変わることがないんだ」 「彼らはピッチのスペースをうまく埋める。両ウィング(ニコ&イニャキのウィリアムズ兄弟)はとても力強く、そして両サイドバックが幅を取ってプレーしている。とても完璧で競争的なチームだよ」 本拠地シビタス・メトロポリターノでは今年2月から公式戦20連勝中と絶大な強さを発揮するアトレティコだが、アウェーでの成績は今季4勝3分け3敗と芳しくない。シメオネ監督はこの試合から流れを変える意欲を示している。 「アウェーでのパフォーマンスを改善しなければいけない。ピッチ上でホームと同じような状況をつくり出す必要があるんだ。もっとチャンスを生み出さなくてはね」 アルゼンチン人指揮官はまた、世界トップクラスの選手に返り咲いたFWアントワーヌ・グリーズマンについても言及。昨季後半戦からピッチのあらゆるところに顔を出すことを特徴とする同選手だが(それでいて今季公式戦では14得点と抜群の得点力を発揮)、ここ最近のシメオネ監督は3-5-2の2トップの一角だけでなくインサイドハーフでも起用している。 「彼のプレーポジションをどう決めているか? 試合や対戦相手の特徴次第だ。ストライカーをもう一人増やすか、それともMFとFWを混ぜ合わせた選手を増やすか、とね……。彼はあらゆるポジションでプレーすることが可能だ」 「彼はストライカーもサイドアタッカーもセカンドトップも務められる。いくつものポジションでプレーできるんだ。攻撃面で、私たちにさらなる選択肢を与えてくれる」