「失望するのは理解できる」インテル・マイアミの指揮官が香港での“メッシ欠場騒動”に言及!「彼を起用するのは…」
神戸戦には60分から途中出場
インテル・マイアミは2月7日、国立競技場で開催されたプレシーズンマッチでJ1王者のヴィッセル神戸と対戦。0-0のまま突入したPK戦の末に3-4で敗れた。 【PHOTO】来日したリオネル・メッシが神戸戦に途中出場!国立に駆け付けた観衆を華麗なプレーで魅了! インテル・マイアミのヘラルド・マルティーノ監督は「神戸の強みはインテンシティの高さ。それと攻撃の選手たちがスペースを上手く使って危険なシーンを作り出せるところだ。特に前半は苦しめられた」と試合を振り返った。 また60分から途中出場したリオネル・メッシについては、「前日の午後のトレーニングを終えて、彼は調子が良いということだったので、話し合って神戸戦は30分の出場に決めていた。試合後には『やりやすかった』と言っていて、回復を喜んでいたよ」と明かす。 メッシの出場を巡っては、4日の香港選抜チームとの一戦では大騒動に発展した。内転筋に違和感があったメッシは、この試合にベンチ入りしたが欠場。これに現地ファンの不満は爆発し、観客席からはブーイングが起こるなど、大きな批判が起こった。さらに香港政府も怒りの声明を出す事態となっている。 これについてマルティーノ監督は、「香港のみなさんには感謝しているし、もちろんメッシが出場しなかったことに失望するのは理解できる」とし、以下のように述べた。 「ただ、あの試合に関しては彼を起用するのは非常にリスクがあって、出場させるのは難しかった。チームとしては今回、(アジアツアーの)4試合ともプレーしてもらおうと思っていたが、残念ながらできなかった」 アジアツアーを終えたインテル・マイアミは、21日にMLSの開幕戦を迎える。 取材・文●中川 翼(サッカーダイジェストWeb編集部)