「磐城」を力強く揮毫 プラカード 札幌北高・津嶋さん /福島
3月19日に開幕する第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する磐城が開会式の入場行進で使用するプラカードの校名を、札幌北高校(札幌市北区)書道部の津嶋彩香さんが揮毫(きごう)した。磐城の活躍を願い、力強く書き上げた。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 プラカードは毎年、「書の甲子園」の愛称で親しまれている前年の「国際高校生選抜書展」の地区優勝校が分担して揮毫している。札幌北高は2019年に4年連続の北海道地区優勝を果たした強豪校。磐城のほか、白樺学園、帯広農(ともに北海道)の3校を担当。いずれも1年生が筆を執った。 顧問の大川修一教諭は「引き締まった線を書きなさい」とアドバイス。津嶋さんは事前に磐城のホームページを見たり、東日本大震災についてインターネットなどで調べたりしたという。「震災からの復興など、福島の方々の力強さを表現したいと思った。46年ぶりの出場で地元の期待も大きいと思うけれど、頑張ってほしい」と話した。【今井美津子】