『ジョン・ウィック:コンセクエンス』2024年2月ソフト化 特別版には149分の特典映像
キアヌ・リーブス主演映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の4K UHD BD、Blu-ray、DVDが、2024年2月21日に発売されることが決定した。 【写真】『ジョン・ウィック:コンセクエンス』荘厳な場面カット 2015年に1作目『ジョン・ウィック』、2017年に『ジョン・ウィック:チャプター2』、そして2019年に『ジョン・ウィック:パラベラム』と、公開されるごとに前作の全世界興行収入を倍々近くに更新し続けてきた『ジョン・ウィック』シリーズ。 シリーズ4作目となる本作では、ロシアンマフィアを壊滅、家を爆破されイタリアンマフィアも殲滅、掟を破りながらも粛清の包囲網から生還した男が、遂に裏社会を支配する組織との決着に動く。 主人公ウィックをリーブスが演じるほか、ウィックを追い詰める盲目の達人ケイン役でドニー・イェン、日本の旧友シマヅ役で真田広之が出演。さらに前作から引き続きウィックの理解者であるコンチネンタルホテルの支配人ウィンストン役のイアン・マクシェーン、コンシェルジュのシャロン役のランス・レディック、地下組織の王バワリー・キング役のローレンス・フィッシュバーンも続投。主席連合の高官グラモン侯爵役には、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』でペニー・ワイズを演じたビル・スカルスガルド、シマヅの娘アキラ役でリナ・サワヤマが抜擢された。監督は第1作から引き続きチャド・スタエルスキが続投し、今作でも最先端アクションを生み出した。 4K UHD BD、Blu-ray、DVDの特典映像には、スタエルスキ監督の来日インタビューやメイキングの数々、各キャストインタビューなどが収録されている。特典Blu-rayが付属する「クアドリロジー・エディション」「4K UHD BD+Blu-ray」「Blu-ray コレクターズ・エディション」の3商品には合計で149分の特典映像が収録され、1枚組のBlu-ray、DVDには32分の特典映像が収録される。 また、「クアドリロジー・エディション」には、大判アートビジュアルポストカードセット、全てのアイテムにはキャラクターステッカーが封入される。各販売店でのオリジナル特典の詳細は公式サイトにて。 ソフトの発売を記念し、スタエルスキ監督のコメント映像も公開。「特典映像もどっさりと入れています。ジョン・ウィックの世界をより深く楽しんでください」とメッセージを寄せている。 さらに初収録となる日本語吹替版の声優情報も発表され、森川智之、大塚芳忠らからコメントが寄せられている。 また、ソフト発売に先行して、デジタル版が2024年1月22日より配信される。 コメント ●森川智之/ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス) ジョナサンの行き着く先は一体何処なのか? 彼は安らぎを手に入れることが出来るのか? すべてのピースが揃ったとき、カウントダウンがはじまった!と思いきや、 このカウントダウンがとんでもない! 超ハードで私の許容量をはるかに越えるスゴいものでした! キアヌ! あなたはスゴイ恐れ入りました! 「モリカワさん、メイワクヲカケテスマナイ」 「いやいや大丈夫!!」 このままでは太刀打ちできないので、 私も容量を大幅に増やして吹き替えに挑みましたよ! おかげで最高の声優陣で贈るパーフェクトな日本語吹替版になったと思います! ●大塚芳忠/ケイン(ドニー・イェン) 美しい映画。 ジョンとケインの友情の描き方が実に美しい。 ラストシーンでは自分でセリフを喋りながら泣いてしまいました。 ドニー・イェンさんは美しいですね。 理知的で品がありスマートで静か。 アクションにインテリジェンスを感じさせる人は 彼をおいて他にいないと実感させられました。 ラストシーン、映像の美しさは見ものです。 ●増田俊樹/グラモン侯爵(ビル・スカルスガルド) ヴァンサン・ビセ・ド・グラモン侯爵役の日本語吹き替えを担当させていただきます、増田俊樹です。 長く続いている『ジョン・ウィック』シリーズは、僕の家族も観ていた作品ですので、出演のお話を頂きとても嬉しかったです。 名だたる出演俳優の方々、吹き替えを担当された声優の方々が繋いでこられた作品ですので、大変緊張しております。 自分としてもずっと挑戦したかった歪な立ち回りを魅せるグラモン侯爵の、狡猾、利己的、しかし世俗的な部分に注目していただけると嬉しいです。 ●玄田哲章/バワリー・キング(ローレンス・フィッシュバーン) いつもながらの過激な闘いが満載で息つくヒマもありません。 ラストの決闘の場面など、これぞジョン・ウィックという展開で興奮まちがいなしです。 このシリーズ特有の「すさまじき殺りくの綾」に参加できて嬉しく思っています。 ●内田夕夜/シマヅ(真田広之) 見どころは、「名刀・真田広之」の抜群の切れ味と、 日本の大阪コンチネンタルでの美しく妖しい戦闘シーンです。 真田広之さんの吹き替えを何作品か担当させていただいていますが、 今回は特に迫力を感じます。 俳優として、武術家として、世界を相手に戦っている方の迫力が、 アクションシーンはもちろん、静かな会話の中にも、 青い炎のようにメラメラと感じます。 ●八代拓/トラッカー(シャミア・アンダーソン) この度“追跡者”の吹き替えを担当させて頂きました、八代拓です。 今作の吹き替えに出演できたこと、心から嬉しかったです。 大ボリュームなストーリーとアクション! どんどん変わっていく戦いの舞台も本当に美しく、エンタメの力をこれでもか という程味わえる作品だなと感じました。人間ドラマとしても味わい深く、 見どころを挙げたらキリがないです!是非楽しんでご覧ください! ●堀内賢雄/シャロン(ランス・レディック) 気分爽快、今回も凄まじいアクションに惚れ惚れします。 敵はさらに凄みを増して、ジョン・ウィックはピンチの連続。 ハラハラドキドキを楽しんでください。 ●内田真礼/アキラ(リナ・サワヤマ) ジョン・ウィックの見どころはやはりバトルシーンですね。 今回もシーンごとに一人一人のアクションがしっかりと詰め込まれています。 特に日本のコンチネンタルホテルで、やられた人が太鼓に当たって音が響く所 とか、日本独特のシーンがとても印象的で面白かったです。 吹替版は、同じ日本のシーンでもオリジナルの日本のシーンとは違う、 吹替版キャストならではの意味のこもった掛け合いになり、 とても良かったです。 ●亀山雄慈/キーラ(スコット・アドキンス) 更に進化した超絶アクションは勿論の事、登場する裏社会の人間達それぞれの業 や因縁、そして副題にもなっている「報い」が強烈に散りばめられているので目が離せ る所が本当にありません!もう「全部見どころ」ですね! 僕が演らせて頂いたキーラは、ジョン達を相手にとあるカードゲームを持ち掛け るのですが、とにかく太々しい……!スコット・アドキンスさんの怪演も相まって薄気味 悪さが倍増しているので、その空気感が伝われば幸いです。 ●安原義人/ウィンストン(イアン・マクシェーン) ウィンストン役をはずかし乍ら、やらせていただいております、 俳優・安原です。 見どころは何といってもウィンストン役のイアン・マクシェーンです。 彼は知る人ぞ知る、アイルランドの大名優です。 それどころかロンドン演劇界ではミュージカル(『イーストウィックの魔女たち』主演)もこなす怪物俳優です。 彼のユーモアあふれる演技、深みのある、セリフの裏側までもかいま見せる名演技。要注目です。 ●田所陽向/チディ(マルコ・サロール) 今回のジョン・ウィックも戦って戦って戦いまくってます。 ジョン役のキアヌ・リーブスさんの年齢から想像つかない程 激しいアクションシーンは圧巻でした。 旧友ケインとのやり取りは個々とが苦しくなる時もあり、 胸が熱くなるシーンもあって最後までどうなってしまうのかと ハラハラしていました。 二人の行く末を見届けて頂きたいです。 ●石田圭祐/告知人(クランシー・ブラウン) とにかくアクションシーンがすごい。うちでリハーサルする時パソコンの小さな画面で見ても、何度も「ワォー」と叫びました。たたみかけるように、これでもかと続くアクションに酔いしれて、そして独特の世界観に酔いしれて、長尺もあっという間。それと美術の美しさもほんとに素晴らしいです。 是非是非楽しんでくださいませ。
リアルサウンド編集部