「恒大ショック」の裏で見落としてはいけない"2つの着眼点"
中国恒大集団の破産申請の報道を受けて、日本株市場では中国関連株に加えて、インバウンド銘柄も売られる展開となった(写真:ブルームバーグ)
「半値押しは全値押し」とは、あまりいわない。そもそも俗諺(ぞくげん)、あるいは掛け声の類いの扱いしか受けていない「半値戻しは全値戻し」という言葉の反対語でしかないからである。 しかし、半値戻し(その反対の、半値押し)という言葉には、「チャート上のフシ」という以上の意味があるように思う。「ここまで戻したのだから……」という前向きな期待感(逆に「ここまで下げてしまった」という失望感)が込められているのではないか。 ここは市場心理が大きな転換点を迎えるターニングポイントになるかもしれない、と個人的には考えている。
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岩本 秀雄